わが家で甘酒づくりを始めてから5年近くになります。
炊飯器で簡単に甘酒をつくる方法があることを知り甘酒づくりが始まりました。
材料は乾燥米こうじとお粥と水を炊飯器に入れて保温状態で甘酒の完成です。
甘酒に豆乳を入れればスーパー健康ドリンクの出来上がりです。

「酵素の宝庫」と言われる糀には、アミラーゼやリパーゼ、プロテアーゼなどの消化酵素をはじめ、30種類以上もの酵素が含まれています。
糀に含まれている酵素は、消化や吸収を促進したり、腸の善玉菌を増やしたりして腸内環境を整えてくれる働きがあります。腸は美容と健康の鍵を握る臓器。腸の働きが活性化することによって、肥満防止や美肌作り、免疫力アップといった、体まるごとのアンチエイジング効果が期待できます。

また、糀菌は発酵の過程で多くのビタミンB群を生成します。ビタミンB群は疲労の回復や美肌の維持、活性酸素の除去などに役立つ栄養素。こちらも健やかな心と体を保つためには欠かせない成分です。

さらに、糀食品には酵素によって生み出された必須アミノ酸やミネラル、食物繊維も豊富に含まれています。 美味しいだけではなく、美容と健康に嬉しい効果をもたらしてくれる糀食品。ぜひ積極的に摂りたいものですね。

豆乳に含まれるオリゴ糖は、ビフィズス菌や乳酸菌の栄養源となり、善玉菌を増やすはたらきがあります。善玉菌が増えると腸壁が刺激され、お通じがよくなるため、便秘体質の改善につながります。
豆乳にはコレステロールや中性脂肪など、血液中の余分な脂質を流してくれるサポニンという栄養素が含まれています。豆乳を飲むと、サポニンによる肥満防止の効果が期待できます。

また、痩せやすい体を作るために欠かせないたんぱく質も豊富です。動物性のたんぱく質に比べ、低カロリーで基礎代謝を高くするはたらきがあるので、ダイエットのサポートにもなりますよ。
豆乳に含まれる大豆イソフラボンは、女性ホルモン(エストロゲン)に似た構造をしているため、代替ホルモンとして排卵や月経、乳腺などの機能や、女性らしい体づくりのサポートをしてくれると言われています。
このことから、ホルモンに依存すると考えられている乳がんなどの予防にも効果が期待されています。

豆乳甘酒は、健康な身体を維持し、免疫力を高めることができるスーパー健康ドリンクです。
毎日飲んで健康な身体づくりにお役立てください。 
乾燥米こうじ・・・・・300g(800円相当)
ごはん・・・お茶碗1杯ぐらいのご飯にお湯を入れ、おかゆ状にして釜の3合のラインまで水を加える。
60℃まで温めて、その中に乾燥米こうじを入れる。
よくかき混ぜて、炊飯器の蓋を開け、その上にふきんを掛けて8時間~10時間程度保温する。
(炊飯器の蓋を閉めた状態で保温すると発酵が進み過ぎるためご注意ください。)

途中発酵が進んだところ(3時間程度)で、1~2回かき混ぜると良い。
(かき混ぜることで斑なく発酵が進みます。)
出来あがれば、容器に移しかえて冷蔵保存する。
 (保温状態で放置すると発酵が進み過ぎるため。)
コップに甘酒(おたま1杯)と豆乳(成分無調整)を入れ、混ぜれば豆乳甘酒ができます。
糀菌と大豆のイソブラポンが健康な身体づくりにお役に立ちます。
冬は温めて、夏は冷やして飲めば最高です。
こうじと大豆の組み合わせは、健康なからだ作りにぴったり!
一日1杯の豆乳甘酒を飲み続けることで免疫力の強化にも繋がるスーパー健康ドリンクです。
1回作れば約10日間飲めますので、1杯の価格は100円程度になり、とってもリーズナブルです。

甘酒に豆乳を入れることで糀の甘さと大豆臭い匂いを消してとても飲みやすくまろやかな味です。
豆乳甘酒、ぜひ健康な身体づくりにお役立てください