食生活の重要性は、単に肉体の健康面だけでなく、精神面にも及びます。おなかがすくとイライラしたり、ヤル気が起きなかったりしますが、それは大人だけでなく子どもも同じです。

近年「キレる子どもが多い」とよく言われ、ひとむかし前までは見られなかった小学生や中学生による殺人事件なども起こっています。複雑な時代だけに原因は特定できませんが、食生活も影響しているとされます。とくにカルシウム不足が指摘されています。

カルシウムは、それでなくても日本人に不足しがちな栄養素です。長年にわたって日本人の栄養摂状態を調べている「国民栄養調査」を見ると一目瞭然で、他の栄養素がすべて平均所要量を上回っているのに対し、カルシウムはだけはつねに下回ったままです。男女とも１日平均520ミリグラム、女性は489ミリグラムしか摂取していません。１日に約130~160ミリグラム不足しています。

カルシウムはそのうちの99％が骨や歯に含まれ、残りの1％が血液や体組織にあって、血液の凝固、筋肉の収縮、神経の興奮性を保つなどの働きをしています。つまりカルシウムを十分に摂っていないと、３番目に挙げられている「神経の興奮性を適度に保つ」作用がうまくいかなくなるのです。

その結果、ちょっとしたことでムカついたり、キレやすくなったりします。もちろん性格や生活環境などもありますが、原因の一つであることは確かです。

ではなぜ、すぐにキレるほどカルシウム不足の子どもたちが増えているのでしょうか。それはカルシウムの少ない食事をしがちだからです。
カルシウムは、牛乳やチーズなどの乳製品のほか小魚や海藻類、豆腐やがんもどき、野菜では小松菜、ゴマなどに豊富に含まれます。乳製品を除いては、これらの食材が主に使われるのはごはん食です。ですから、ごはんを中心とする日本型の食事を摂っていれば、自然とカルシウムを摂取でき不足しないですむのです。

ところが、いまの子どもたちが好むのは肉類を中心にした欧米型の食事です。先に挙げた食材を口にする機会が少ないのです。
朝はパン、昼は麺類やファーストフードなどを食べるのであれば、夕食だけでもカルシウムの豊富な食事を摂る必要があるのですが、その夕食もこってりとした欧米型の食事が多く、これではカルシウムの摂取は非常に難しくなります。とりわけ牛乳が苦手な子どもには深刻な問題です。
ところで、カルシウムは吸収しづらい栄養素として知られます。しかしビタミンＤがあればスムーズにいきます。

カルシウムを摂るときは、ビタミンＤも同時に摂ることが大切なのですが、ビタミンＤを多く含む食品は魚介類、卵類、きのこ類など限られています。その中で最も豊富なのが魚介類で、中でもマグロやカツオにはたっぷり含まれます。これを刺身にしてごはんとともに夕食で食べれば、たとえカルシウムの全体量は少なくても効果よく摂取できます。
またカルシウムのほかには、ギャバ（γ―アミノ酪酸）の不足もイライラを引き起こす原因となります。ギャバは発芽玄米に多量に含まれています。すぐキレる子どもには、日頃から発芽玄米を食べさせるのも一つの方法です。

いまの子どもたちの両親が育った時代そのものが欧米型の食事に移行し始めた時期と重なることから、これから日本型の食事を中心に据えていくのは容易でないと思いますが、子どもたちの健全な精神を養う上でも、ごはん食の機会を積極的に増やしていただきたいと思います。

ごはんがパンと異なる利点の一つは、炊くときの水加減次第で「おかゆ」や「おもゆ」になることです。

どなたにも経験があると思いますが、病気になると、おかゆが出されます。おかゆがまだ早いというときは、おもゆが作られます。どちらも病人食の定番です。

では、なぜ病人食にはおかゆが良いのでしょうか。病気になると共通して言えるのが、食欲がなくなることです。頭では食べて元気をつけなければと分かっていても、実際には食べ物がなかなか喉を通りません。熱があったりするためですが、そのままでは体力が衰えて、病気を進行させることにもなります。

そこでまず元気になるためのエネルギーを補給することが必要になります。その基となるのが炭水化物で、その多くを含むのがごはんです。しかし、普通に炊いたのでは、食欲がないところにもってきて、噛み砕く気力も失せた病人には辛い作業となります。一口食べただけで「もういらない」ということも起こります。

そこで、あまり噛まなくてもすんなりと喉を通るものが求められます。それに最適なのがおかゆです。９割近くが水分で占められ、残りのほとんどが炭水化物でできていますから、体力の弱った病人にとって無理なくエネルギーをつくり出してくれます。

また、おかゆには必ずと言っていいほど梅干が添えられます。この梅干も病気の回復に効力を発揮します。梅干には、食べると唾液がたくさん出て食欲をわかせるという不思議な力があります。唾液はごほんに含まれたでんぷん質を麦芽糖に換え、吸収しやすい形にする働きがあります。つまり唾液が多いほど、消化が助けられるのです。

病気になると胃も弱りがちですが、梅干を食べることで自然と消化が進むわけです。
さらに、梅干の主要な成分であるクエン酸が取り入れた栄養素をスムーズにエネルギーに変換してくれるため、それだけ回復も早まります。

おかゆに梅干。一見単純に見える組み合わせですが、日本人の知恵が生み出した非常にすぐれた病人食なのです。

妊娠中は、それまでと食べ物の嗜好が変わったり、つわりなどから食欲も減退しがちです。しかし、胎児の成長は母親の体内を通して与えられる栄養のみによってですから、妊娠中の食事は健康な胎児を育てる上で非常に重要です。また食生活が偏っていると、妊娠中毒症を招きかねませんから、栄養があってバランスにすぐれた食事を心がけることが大切です。それにふさわしいのがごはん食です。

実際、妊娠中期の妊産婦を対象に行った調査では、朝、ごはん食を摂っていない人の妊娠中毒症の発生率は16.4％であったのに対し、摂っている人は9.9％と半分近くでしかなかったといいます。ごはん食では３大栄養素の炭水化物・たんぱく質・脂質をバランス良く摂取できるほか、微量栄養素のビタミン類やミネラル類などもまんべんなく豊富に摂ることができるため、そのことが妊娠中毒症の発生率の低さに現れたものと考えられます。

また妊娠中は、とくに気をつけなければならないのが鉄分の摂取です。胎児に奪われるためで、妊婦には鉄分不足による貧血が多く見られます。１日に必要な鉄分量は一般成人女性では10~12ミリグラムですが、妊娠前半期は15ミリグラム、後半期は20ミリグラムで、後半期においては妊娠していないときの倍も必要です。

これだけの量の鉄分を摂るには、それを豊富に含むものを意識して食事に摂り入れなければなりません。鉄分の多い食品としては、一番よく知られるのがひじきです。ほかにも豚レバー、しじみ、ごま、切干大根、ほうれん草などがあります。

これらを積極的に食べることで必要量の鉄分をまかなえるのですが、これらのほとんどは和食の食材と言って良いでしょう。つまり鉄分を多く摂ろうと思ったら自然とごはん食になります。言い換えれば、ごはん食でばければ必要量の鉄分をなかなか摂れないのです。

ごはん食は、妊産婦だけではなく、一般の女性にも大切です。というのも、女性は男性に比べて生理などによって鉄分が失われやすいことから、気付かないうちに鉄分不足になっている人が多いためです。20代の女性の12％が鉄欠乏症貧血にかかり36％が潜在性の鉄欠乏状態にあるとされます。

すべての女性にとってごはん食が欠かせないことを、この機会にぜひ知っていただきたいと思います。

日本人の3大死因はがん、心疾患、脳血管障害で、中でもがんは1981年に死因のトップになってからも上昇の一途をたどっています。がんによる2013年の死亡者数は男性で21万7000人、女性で約14万8000人。1985年の約2倍にも達しています。いまや日本人男性の4人に1人、女性の6人に1人ががんで死亡するとされています。

　がんで死亡する人がこれほど増えた要因としては、1つに大腸がんの急増が挙げられます。大腸がんによる死亡者は1950年には男性で2万6600人、女性で2万2900人と桁違いに多くなっているのです。脂肪率は、男性では肺がん、胃がんに次ぐ第3位、女性は第1です。女性の大腸がん死亡率が全がん中のトップになるだろうと10年前に予測されましたが、現実のものとなりました。

　大腸がんの増大は、日本人の食生活の変化に最大の原因があるとされます。1950年の死亡者数に現れているように、3食とも和食という当時の日本型食生活では大腸がんのかかる人が非常に少なかったのです。ところが、日本人の食生活がだんだんと肉類を中心にした欧米型の食事に変わり、さらに主流になり始めると、それに比例するかのように大腸がんも増え始めました。実際、欧米人の大腸がんのよる死亡率は非常に高く、日本人の3倍にのぼっていました。ところが今、わが国もそれに近づきつつあるのです。

　欧米型の食事が大腸がんを生みやすいのは、動物性脂肪の摂り過ぎと食物繊維不足に原因があるとされます。かつて食物繊維は何の役にも立たない"カス"とみられていましたが、いまでは「第6の栄養素」「非栄養素の栄養素」と言われるくらい重要視されています。

腸内で発がん物質の発生を抑えるなど、数々のすぐれた働きがあることが分かり、俄然注目されるようになりました。

　食物繊維は野菜類、豆類、果物、穀類、海藻類などに含まれます。その食物繊維が豊富なのが日本型の食生活です。たとえば、ごはんに納豆とわかめの味噌汁、きんぴらごぼうに、れんこんや人参などの野菜の煮物といったよくあるメニューをとっても、そこには食物繊維がいっぱいです。わかめやごぼうには驚くほどたくさん含まれますし、納豆、れんこん、人参も多量です。

　またごはんにも、食物繊維の持つ整腸作用と同様の働きをする難消化性でんぷん（レジスタンススターチ）が含まれ、二重、三重に大腸がんを予防してくれます。ところが欧米型の食事では、このような食物繊維の豊富な食材が使われることが少なく、このことが大腸がんを発生させやすくしています。

　食物繊維を多く含む、ごはんを主食とした日本型食生活を中心に据えることで、さらに増大が予想される大腸がんから身を守るようにしていただきたいと思います。

人の細胞は体内に60兆もあるとされ、そのすべてに酸素や栄養素を送り届けているのが血管を流れる血液です。ですから血液はつねにサラサラで、また血管も丈夫でなくてはなりません。ところが中高年になると、動脈硬化は発症しがちになります。

　動脈硬化とは、コレステロールなどが血管壁に付着することで動脈が細く、また硬くなる症状を言います。動脈硬化が怖いのは、狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患や脳卒中などを引き起こす要因となるからです。そこまで至らないまでも、細くなった血管を血液が流れることで血管に対する圧力が増し、高血圧を発症させます。

　動脈硬化を示すのが高血圧です。動脈硬化になると元の健康な血管に戻ることは不可能で、治療によって血液の流れを良くするぐらいです。それだけに日頃から動脈硬化にならないように、仮になっても進行しないように気を付けることが重要です。

みなさんは朝ごはんをしっかり食べていますか。
あらためてそう問うほど、近年朝食をとらない人が目立って増えています。

厚生労働省の「国民栄養調査」（２０１４年）によれば、とくに２０代に顕著で、男性で26.0％、女性で10.6％と実に男性の４人に１人、女性の９人に１人が果物はおろか、朝ごはんをまったく食べずに仕事や学校に出かけています。次に多いのが３０代で、男性で14.1％、女性で7.9％とこちらも高くなっています。

また、成長期にある１０代でさえ朝食をまったくとらない子があます。全世代に共通する理由としては、「習慣で食べない」が一番多く、続いて「朝、起きられなかった」「食べる時間・作る時間がなかった」となっています。

確かに、ぎりぎりまで寝ていると、起きてもすぐには食欲がわかないでしょうし、またその時間もないでしょう。しかし、朝ごはんを抜くと、良いことはひとつもないと言っていいくらいです。

　人が体を動かしたり頭を働かしたりするのは、エネルギーが基になっています。エネルギーは主に起きて活動している間に使われますが、夜寝ていても脳や内臓を動かすのに費やされます。ですから朝起きた時、エネルギーは空っぽ。車でいうところのガス欠の状態です。
体温、血圧ともに低く、頭もぼうっとしているのはその現れです。

　そこで新たにその日のエネルギーを補う必要があるのですが、それが食事です。
つまり朝ごはん。朝ごはんを食べることで必要な栄養素が体内に入り、エネルギーがつくり出されます。その結果、力はみなぎり、脳も活発に働き始めます。反対に朝ごはんを食べないと、エネルギーは空っぽのままですから、活力もわかず、脳もよく働きません。やる気がなかなか起きず、集中力もなくなり、結果的に仕事がはかどらなかったり、勉強にも身が入らなくなったりします。

　また、便秘にもなりやすくなります。排便は腸のぜんどう運動によって促進されるのですが、その運動が１日の内でもっとも活発なのは朝で、それも朝食のあとということが分かっています。朝食をきちんととれば排便は進みますが、とらないとぜんどう運動が促進されず、便秘が起こりがちです。１日を快適に、また有意義にすごせるかどうかは、朝ごはんをきちんととるかどうかにかかっているといえます。

では、朝はどんな食事をとれば良いのでしょうか。
「朝食はごはんよりもパン」を言う人が多いではありませんか。慌ただしい朝の時間帯では、調理にそれほど手間のかからないパン食は便利です。しかし、エネルギーをつくり出す点からいうと、ごはん食の方がまさっています。
エネルギーをつくるのはたんぱく質、脂質、炭水化物の、いわゆる3大栄養素です。これらを朝食によってバランス良く十分に摂ることでエネルギーが生まれます。理想のバランスとしては、たんぱく質が15％、脂質が20～25％、炭水化物（糖質）が55～60％とされています。これらが1グラム当たりそれぞれ4キロカロリー、9キロカロリー、4キロカロリーのエネルギーを体内でつくり出します。

皆様にお届けしている精米は、安全・安心な製品である事が第一です。
当店も創業以来その思いは変わらずに今日まで来ました。
精米工程は、玄米を選別して荒ゴミと石等を選別するところから始まります。
その次に、精米機で玄米を精米してからシフターでヌカ玉や砕米の除去、次は色彩選別機でヤケ米・しらた米・ガラス等を選別します。
その後、金属探知機で金属を除去して、やっと安心・安全な精米の出来あがりです。
複雑な工程ながら、どれ一つも無駄な機械はありません。
創業以来ユーザーの皆様からクレームがゼロなのは当店の自慢でもあります。
でも、その機械の性能も日進月歩で性能が昔に比べ格段に優れています。
やはり選別性能の向上は、安全・安心につながることですので、新たな設備投資は避けられません。
今回導入させていただいた２機種ですが、ともに現在での最高水準の選別能力を誇っています。導入後の精米品質も今まで以上にアップしました。
「ユーザーの皆様方に安心・安全な精米供給が出来る」それが一番の喜びです。
今回新設した２機種をご紹介させてください。

小米取り専用機エコーセレクターは、人が篩(ふるい)を使うような独特な振動を篩網(ふるいあみ)に伝え、その上にお米を流し、小米･砕米をふるい落とすことによってお米を粒揃(つぶぞろ)いに選別する機械です。

上下２段式の選別網があり、上網は糠玉やわら屑等の粗大ゴミを除去する粗撰用、下網は本選別用として小米や砕米を取り除きます。
とにかく選別した砕米を見ると以前使っていた選別機とは大違いです。丸七さんの技術の高さに改めてびっくりです。

この機械を通した製品であれば、砕米がないので炊飯したごはんは、しゃきっとコメ粒が立ったごはんになり、ユーザーさんの評価も高くなっています。
また、シフターで振るうことで、端ヌカも無くなり洗米の際のヌカ切れも抜群です。
とにかくいい事尽くめの丸七さんのシフターです。

※上網は4.3ミリ、下網は2.0ミリを使用。砕米も良く抜けています。
また、端ヌカも抜けているので、コメの表面がキレイになり洗米時のヌカ切れも良くなりました。
ごはんの炊き上がりも良く、劣化が無いと飲食店さんにも喜ばれています。

当店では、今回導入したエコーセレクター砕米選別機とフルオート色彩選別機の２機を使い、１００％異物の無い安心・安全な白米に仕上げています。設置して６か月稼働して感じるのは「選別能力の凄さ」です。安心・安全な商品を提供できる喜びを感じています。
「美味しくお米を食べて欲しいから」それが当店の願いですから。

２機種の機械を設置していただいたのは、奈良県の山口機械㈱さんです。
きっちりとした工事をしていただき、満足しています。
山口機械のスタッフのみなさん、ご苦労様でした。
丸七製作所さんの砕米選別機と静岡製機さんの色彩選別機、ともに大切に使わせていただきます。ありがとうございました。

娘が結婚式に使うプチギフトに「お米を使いたい」との要望で、結婚にぴったりなお米を見つけました。
三重県で生まれた新品種「結びの神」。
粒が大きくて冷めてもおいしく、噛むともっちりした食感の新ブランド米です。
縁結び米としてぴったりな「結びの神」。
二合のお米がキューブケースに入っていますので、ちょっとオシャレ感もあります。

結婚式が終わり披露宴後の儀式、招待客を送り出す時のささやかな気持ちを二合のお米に詰め込みました。最初のお披露目は、娘の結婚式での引き出物プチギフトです。
１月９日大安吉日、結婚式を無事に終えることが出来ました。
プチギフトも招待客の皆さんに笑顔いっぱいで持って帰って頂くことができました。
また、今回お世話になりましたリーガロイヤルホテルの関係者の皆様にもプレゼントさせていただきました。
ブライダル担当の大津様からは、ボクが作ったのを聞いて「凄いです。素敵です！」とのお褒めの言葉をいただき、今回のプチギフトがロイヤルホテルの担当者様に認められた事は一番の喜びです。「縁結びの米」の輪が少しでも広がっていただければ嬉しい限りです。
今日の結婚式と披露宴をサポートしていただいたロイヤルホテルの関係者の皆様に感謝です。
そして、ご来賓の皆様の温かいご祝辞と笑顔にも感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました。

２０１６年のお歳暮には、ニシオカオリジナルギフトセット「純米物語」がベスト！
今年の新潟地方の作況は１０８の大豊作で、ピカピカの新米に育っています。
ギフトは、「魚沼の里」と「越語の恵」の2種類です。
１ｋｇを袋に詰め、2本・3本・5本セットをご用意しています。
「いただいた人が笑顔になれる」そんなおこめギフトです。

魚沼市の米作り名人・金井長一さんが育てた特別栽培米。
農薬を８０％減・化学肥料５０％減で栽培された安心・安全なお米です。
日本一の味を守り続けている金井さん、米作りに掛ける情熱は凄いです。
お歳暮には、とびっきりうまい金井長一さんのお米をお勧めいたします。

新潟市のミネラル栽培米研究会の農家さんが栽培した特殊栽培米。
ミネラルたっぷりなお米は、家族の健康生活にぴったりです。
20年来のお付き合いいただいている笹川修市さんのグループの農家さんが丹精込めて育てたミネラル栽培米。お歳暮に、喜ばれる逸品です。

４０歳代女性、看護師さんのお話です。
３割炊きのもち麦を食べ始めて半年になりますが、中性脂肪が大幅に減少しました。
２か月目、３か月目、５か月目の数値（中性脂肪の基準値：30～150mg/dL）は、３６０→３０６→１４９mg/dLまで下がり、ご本人もびっくりしていました。
「もち麦を５ヶ月続けて中性脂肪がここまで下がってびっくりぽんです。体重も２ｋｇ落ちたし、これからももち麦だけは続けていきます」と笑顔いっぱいお話されていました。
看護師さんだけに血液検査を頻繁にしているご様子。数字が如実に表れていると本当に納得させられます。もち麦のチカラに改めてびっくりです。
もち麦に多く含まれる水溶性食物繊維のβーグルカンは、中性脂肪の減少に最も効果的です。腸管で、中性脂肪の吸収を抑える働きもあるそうです。

ボクは、３割炊きのもち麦ごはんを食べ始めて１年半になります。
8月の血液検査の結果です。

飛騨高山の地へ行って、今年の新米達と出逢って来ました。
名古屋経由で岐阜市から東海北陸自動車道をひた走り飛騨高山へ。
途中ナビの不調で高山を通り越して富山・五箇山まで行きユーターン、結局飛騨高山へ着いたのは夜の８時を回っていました。
流石に５００メートルを超える標高の地らしく夜は結構涼しく、飛騨高山へ来たのを実感し遅い夕食でしたが、飛騨牛に舌鼓を打ちました。

翌朝のホテルの朝のバイキングで白人系の外国人ご夫婦の多いのにびっくりです。見ていると、女性に優しく接している様は本当に中難しさを感じ、私も見習わなければと思いました。
旅行の目的を聞いてみると、飛騨高山から白川郷へ行くとのこと。
日本の古き良き街が外国人に認められているのは、日本人として誇らしさを感じます。
そんな街で育んでいる飛騨米に、改めて大きな期待を抱きながら精力的に産地視察に出かけました。

「もち麦を食べてお腹まわりが凹んだ」「血糖値・中性脂肪・コレステロールが標準値まで下がった」「お通じが良くなった」これはもち麦を一か月以上毎日食べている人からのお話です。
なぜ、もち麦を食べて身体の調子がよくなっているのか。
もち麦パワーのひみつを3回に分けて解説させていただきます。

不溶性食物繊維と水溶性食物繊維は、それぞれ役割が違います。
野菜やきのこ、豆類などにも含まれている不溶性食物繊維は、水に溶けずに腸内の水分を吸ってふくらみ、便のかさを増やし、排便を促すので便秘改善に役立ちます。また、腸内の有害物質を対外へ排出させる働きもあります。
一方、水溶性食物繊維は、糖質の消化・吸収をゆるやかにし、血糖値の急上昇を防ぎ、脂質の吸収を穏やかにする作用があります。
さらに、乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌を増やす効果もあるため、腸内環境改善にも役立ちます。
もち麦の特徴は、この水溶性食物繊維が豊富なことにあります。
実は、野菜をたくさん食べたとしても摂取できるのは、ほとんど不溶性食物繊維のため、水溶性食物繊維はなかなか摂取しにくい栄養素なのです。そして、もち麦に含まれている水溶性食物繊維の成分には、ダイエット効果だけでなく、さまざまな健康効果が期待できることが近年わかってきました。

（つづく）

「もち麦を食べてお腹まわりが凹んだ」「血糖値・中性脂肪・コレステロールが標準値まで下がった」「お通じが良くなった」これはもち麦を一か月以上毎日食べている人からのお話です。
なぜ、もち麦を食べて身体の調子がよくなっているのか。
もち麦パワーのひみつを3回に分けて解説させていただきます。
今回は第二弾。

コレステロールには細胞膜を作ったり、ホルモンを合成する働きもありますが、動脈硬化などの生活習慣病の一因となる悪玉コレステロール（ＬＤＬコレステロール）もあります。
脂肪が多い食事を摂取すると、消化液の胆汁酸が分泌されます。そうなると脂肪分解酵素のリパーゼが働きやすくなって、脂質の消化吸収が促進されます。
もち麦などβ-グルカンが豊富な食物を多く食べると、胃から腸にゆっくりと消化・吸収されます。さらにβ-グルカンの粘り気成分が胆汁酸を取り込み、体外に排出。胆汁酸が不足すると肝臓で血中コレステロールが分解され、再び胆汁酸を生成するので悪玉コレステロール値は下がってくるのです。
うれしいことに、体内にある悪玉コレステロール（ＨＤＬコレステロール）は減ることはありません。

（つづく）

「もち麦を食べてお腹まわりが凹んだ」「血糖値・中性脂肪・コレステロールが標準値まで下がった」「お通じが良くなった」これはもち麦を一か月以上毎日食べている人からのお話です。
なぜ、もち麦を食べて身体の調子がよくなっているのか。
もち麦パワーのひみつを3回に分けて解説させていただきます。
今回は最終回、第三弾。

もち麦を食べることで、その次にとる食後の血糖値にも影響を及ぼすことがわかっていて、“セカンドミール効果”と呼ばれています。β-グルカンは、体内で消化吸収されないまま腸の下部へと下がっていき、これを善玉菌内細胞が分解するのです。このとき腸から出るホルモンの刺激が脳に指令を出し、直前の食事ばかりが次の食事、さらにその後の食事まで、血糖値の上昇をゆるやかにし、太りにくい体に変化させています。
この1日中続くダイエット効果が、セカンドミール効果です。