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<2012.6.1> |
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招かれざる客 |
やかな風が心地よい季節になってきました。
・・・とわが家にはとんでもない来訪者が訪れます。その名はムカデ。
家の周りには防除剤を撒き、家の中のありとあらゆる排水口の蓋を閉めているのにも関わらず、その客人は現れます。
今年は、早くも六匹を退治しましたが、先日は家内がムカデの餌食になり朝から格闘する姿に背筋が凍る思いです。
ボクが一昨年に噛まれた時は、手がグローブみたいに膨れ上がり腫れが引くまで一週間掛かりました。また、足を噛まれた時は、パンパンに腫れ上がり、靴が履けない始末。ほとほと往生しました。
そんな経験から「噛まれたときはどうすればいいのか」を調べた結果、「噛まれたら直ぐに石鹸で傷口を荒い、熱いお湯で洗い流す」これが最良の対処法のようです。抗生物質の軟膏があれば塗っておくと尚いいです。
ムカデアレルギーのボクでも、この方法で対処すると不思議に腫れてこないから不思議です。
これから数ヶ月、ムカデとボクの長い戦いが続きます。
はてさて、今年はどちらに軍配があがるやら、秋風が吹く頃、折があれば、ご報告します。 |
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『もち麦』は、穀物の中でも食物繊維の含有率が高く、特に血圧上昇抑制や血液中のコレステロールを下げる 効果があります。また、免疫力を高め細菌やウイルスに対する抵抗力がアップする「β-グルカン」を含有し、脳や神経を落ち着かせるリラックス効果があると言われる「ギャバ」も含まれています。もち麦の特徴は、なんと言って「もちもちプチプチ」した食感です。(残留農薬未検出の愛媛産を使用)
※『β-グルカン』=近年、キノコから抗ガン活性を示す高分子多糖体(ブドウ糖がたくさん集まった物体)として「β-グルカン」が発見され、人間の免疫力を高め、肌の張り、弾力を保つコラーゲンを体内で作る繊維芽細胞を刺激するといわれています。また、間接的にガン縮小させる効果があるといわれ、医学・マスコミなどに大きくとり上げられるほど注目されています。 |
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■もち麦の「コンソメスープ」
【材料】4人前
○もち麦-50g ○ニンジン-1/2本
○玉ねぎ-1/2個 ○ジャガイモ-1個
○キャベツ-4枚 ○ウインナー-4本
○コンソメスープ-600㏄
○塩・コショウ適宜
【作り方】
ニンジン、ジャガイモをサイコロ状に切る。玉ねぎは薄くスライス。キャベツ、ウインナーは5㎜巾に切っておく。
1.もち麦、ニンジン、ジャガイモ、玉ねぎをコンソメスープで煮る。
2.野菜が柔らかくなったら、ウインナー、キャベツを入れてさらに煮込む。
3.最後に塩コショウで味を調える。 |
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■もち麦ごはん
【作り方】
1.お米2合にもち麦50gを入れてください。
2.水加減は若干多目にして、1時間の浸漬で炊飯器のスイッチをONしてください。
3.おいしいモチモチぷちぷちの食感の麦ごはんが召し上がれます。 |
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■もち麦の「もっちりギョウザ」
【材料】10個分
○炊飯もち麦-20g
○豚ひき肉-30g
○キャベツ(又は白菜)-30g
○長ネギ-30g
○しょうゆ-大さじ1杯
○塩・コショウ-少々
○オイスターソース-大さじ1杯
○おろししょうが-適宜
○ギョウザの皮(市販)
【作り方】
1.もち麦を炊飯しておく。
2.キャベツを鍋で茹でる。みじん切りにした後、しっかりと水分を絞る。
3.2のキャベツ、長ネギのみじん切り、ひき肉をボールに入れる。
4.もち麦と調味料を加えて、ひとまとまりになるまでこねる。
5.市販のギョウザの皮に包んで、フライパンで焼く。 |
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●店頭にご来店の方100名様に、もち麦のサンプル50gを無料で差し上げます。
無くなり次第終了いたしますので、ご了承ください。 |
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<2012.5.1> |
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オーガニック |
わが街に、古い民家を改造した一軒家レストランがオープンしました。
コンセプトはオーガニックです。
身土不二(旬の食材を食べる)と一物全体(ひとつのものをまるごと食べる)を基本にしています。
季節ごとの旬の食材をとり、お米は玄米のまま、野菜は皮ごとまるのまま全てを摂ることでからだのバランスがとれる考え方です。
このレストランのオーナーシェフは、ホテルのレストランで修行の後、大阪で惣菜店を繁盛させて十年余り、今回故郷で「安心して食べていただけるオーガニック料理を広めたい」そんな熱い思いを胸に帰って来ました。
コメや雑穀・野菜は、こだわりの食材ばかりを厳選して料理に使っていますので、食べてみると体が元気になるのを実感できます。
古き良き佇まいの中で、食事をすると何だか気持ちがほっとするから不思議です。
「心とからだにやさしく、お客さまとの出逢いを大切にしたい」そんな思いで名付けた店の名前は、「心縁(ここえ)」です。
元気のいいシェフと笑顔がすてきな奥様が迎えてくれるお店は、わが街のたからものです。 |
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<2011.10.1> |
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実りの秋 |
十月に入り新米が米どころから入荷しています。
今年の新米は、放射能の影響もあり喜び半減ですが、やっぱり新米は神や仏に捧げる神聖な農産物であり実りの秋を実感させてくれます。
その新米ですが、今年はちょっとした異変が起きています。
二十二年産の古米が売れたり、二十三年産も西日本のコメが高くなったりと普段では考えられない事態が起こりました。
放射能は誰だって怖いです。ボクだって汚染された食品は食べたくありません。
福島でも、放射能が検出された浜通りや中通りでは基準値内ですので国の指針通りコメは流通しますが、ボクの思いとして放射能ゼロ以外は流通すべきでないと考えます。セシウムがたとえ20ベクレルとはいえ毎日食べるコメだけに一年間食べ続けると相当な蓄積量になるはずです。
消費者が敏感になるのは当然の成り行きで、もっと国レベルできちんとした対応をとるべきです。
ボクの店では、放射能がゼロのみのコメだけを販売しています。
福島会津ばんげのコメも、放射能ゼロが確認できたので仕入れしました。
今年の、ばんげのコメはとびっきりの味ですので安心してお召し上がりください。
新潟や山形の生産者さんのコメも安全を確認し、西日本では新たに滋賀のスーパー農家・園田さんのコメ、九州・大分の棚田のコメを仕入れてお客様のニーズに合うコメの品揃えに努めています。
「子どもさんが食べても安心できるお米だけをお届けしたい」それが当店の思いです。 |
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10月に入り新米が九州から北海道まで出回りました。
新米のピッカピカごはんは、おかずが何も無くったって美味しいものです。
その、新米が今年に限り存在感が薄れているようです。
原因は放射能ですが、放射能検査の本調査でも福島・宮城・千葉・茨城では基準値内ですがセシウムが検出されています。(検出結果:9月30日現在の結果)
当店では、以前からご報告させていただいているように、セシウムがゼロの米のみの産地の玄米の仕入れをしています。
北陸では、新潟・福井、東北では、山形に福島県会津ばんげ町の各産地の放射能本調査のセシウムはゼロでした。
その結果、会津ばんげでは放射能本検査では、セシウムがゼロでしたので販売することに決めました。夏に小熊繁三郎さんとお逢いしたときに「祈る気持ちだよ」と言っていたのですが、今回放射能が検出しなかったので「安心して食べていただける」と喜んでいました。
きちっとした検査結果を公表させていただいた上での販売ですので、安心して食べていただけます。
また、「今年は東日本のコメはちょっと・・・」と言われるお客さんも居ますので今年は、大分院内の棚田のコメと滋賀県近江八幡市の園田耕一さんのコメを新たに販売させていただきます。
大分院内の棚田のコメは、水郷の町でもあり九州で唯一オオサンショウウオが生息するほどキレイな水と棚田で栽培していますので、炊き上がりのごはんはピッカピで、ごはんに甘みを感じるめちゃくちゃ美味しいおコメです。
一度ご購入のお客様は、必ず2回目もご指名いただくピカイチのコメです。
近江八幡市の園田耕一さんは、毎年羽二重もちでお世話になっている農家さんです。
園田さんは、コメ・麦・大豆あわせて90haを栽培している大型農家さんで、2人の息子さんも後を継いで頑張って土と向き合っています。
農林水産大臣賞を受賞した園田さん、コメ作り関して飽くなき探究心をもったコメ作りをして、どこにもないこだわりの作り方を実践しているスーパー農家さんです。
生ごみを堆肥にした循環型の農業で、国認定のエコファーマーの称号をもっている園田さん。もう10年来のお付き合いになりますが、コメ作りの話をすると熱い想いでいっぱいです。
園田さんの作っているコメと大豆は、ほとんどが契約栽培で行き先が決まっていますが、今春にご無理をお願いしてお分けいただいた貴重なおコメです。
一応念のため、放射能検査をしましたがやはりセシウムはゼロでした。
炊き上がりのぴっかぴっかのごはんは、甘みと香りがあり食べた後の雑味がなく最高です。
西日本の二つの銘柄米、今年の当店の一押しのコメですので、ぜひ食べてみてください。 |
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過去ログにつき、金額・日付・詳細が変更になってる場合があります。 最新の情報を確認いただけますようお願いいたします。 |
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<2011.9.1> |
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東北旅日記 |
夏休みの中で、東北へ行ってきました。
伊丹空港から五十人乗りの飛行機で山形空港まで。
空港からは、レンタカー・ビッツでおきたまの渡部知久平さん宅まで2時間のドライブです。渡部さん宅の平屋の大きな家では、三世代同居で暮らす家族の絆の深さを改めて感じました。
奥様手作りの郷土料理をいただいたのですが、当地ではお盆にタラと野菜の煮つけでご先祖様をお迎えするとのこと、味付けは少し濃いめですがとっても美味しかったです。
平素の料理でのおもてなしの心に東北人の素朴な温かさを感じました。
渡部さんの奥様、ありがとうございました。
夜、福島県会津若松のホテルは予想外に、帰省客で賑わっていました。
聞くところによると、原発の非難区域にある家は、帰省もままならず帰省してきた家族の多くはホテルで泊まっているとか。
翌日は、会津ばんげの小熊繁三郎さんの田んぼで今年の稲の育ち具合を見てきました。例年以上にスクスクと育っている姿を見て安心しました。後は、放射能検査が完全にシロであることを祈るばかりです。
お昼は、小熊さんがコメの減反で栽培したそば粉を納めている町営の施設(ばんげ町の憩いの場で、大浴場もあります)で会津名産の十割ソバをご馳走になりました。十割ソバは、つなぎを使わないそば粉100%のソバですが、歯ごたえも良くとっても美味しかったです。
大広間では、地元の人達の元気な笑顔を見て「ふくしま頑張れ!」そう心の中で叫んでいました。 |
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今回の東北出逢い旅は放射能汚染に対して、どんなコメ作りをしているのか、またどんな対策をしているのか。それを確認するための産地訪問でした。
山形おきたまでお逢いしたのは、渡部知久平さんと農業法人のお仲間登坂さんと佐々木さん、そして今年から完全無農薬栽培に取り組んでいる中山善一さんご夫婦です。

(左から,佐々木さん,渡部さん,ボク,中山さんご夫婦)
放射能検査は、川西町だけで16ヶ所で行い、安全が確認されたコメだけを出荷します。
渡部さんの農業法人では、最新の放射能検出機器を導入して独自検査を行い、完全に放射能がゼロのコメだけを出荷します。
取引先の東京都下で6店舗展開(ディズニーランドの前にもあります)している「おむすび権兵衛」(玄米おむすびが人気のお店)からも、「お客さんに提供するおむすびは、100%安心・安全のお米でなければならない」と言われているそうなので、検査体制は万全を期しているところです。
やはり一番のコンセプトは「子どもさんが食べても安心できるお米」です。
「毎日食べるコメだから細心の注意を払って消費者の皆さんに届けたい」そんな思いを話していただきました。
また、今年から2haの田んぼで完全無農薬栽培に取り組んでいる中山様ご夫婦。
「朝の5時から3時間掛けてする草取りが大変なんです。正直の話まいっています」と笑顔いっぱいで話していただいた奥さん。少しばかり葉が虫食い状態になっていた稲ですが、普通栽培以上に元気にスクスクと育っているのを見て、「元気な新米に育って欲しい」そう感じました。
山形おきたまの農家さん達は、今出来うる精一杯の事を実行し、「たとえ1%の間違えも起こしてはならない」その気構えでコメ作りをしているのを見て、この人達の作るお米なら間違いないと改めて確信しました。
翌日は、福島県JA会津はんげへお伺いして、コメ農家の小熊繁三郎さんとともに、現状と今後の対応の話をさせていただきました。
放射能検査は、国の事前調査で土壌検査をしています。会津ばんげでは、全ての田んぼで放射能の検出は基準値内でコメの作付けが出来ました。
福島県は、海側から原発の立地する浜通り、福島市と郡山市のある中通り、そしてボクが今回お伺いした会津の3地区に分かれています。会津盆地特有の昼夜の温度差が大きい会津ばんげは、「原発から100km以上離れているのでこの辺りは大丈夫だよ」と小熊さんの話です。
その、会津ばんげでは収穫前と収穫後で、国と全農福島とJA会津ばんげの各3回にも及ぶ放射能検査を行い、それにクリアーしたコメだけを出荷します。「安全宣言」が出れば、販売も出来ることになります。

(左から,武藤さん,小熊繁三郎さん,ボク)
福島県の学校給食会では「子どもに食べさせるコメは安心・安全なコメを食べさせたい」そんな声が父兄から上がっているそうです。
その話の中で、ボクの提案として今月皆様にお渡ししている「玄米とみそ汁」のプリントをお見せして、「玄米食とワカメの味噌汁で体内被曝が除去できれば一番いいのでは」とお話させていただきました。 |
「66年前の長崎の原爆で実際に起きた出来事ですので説得力はありますよ。ぜひ、学校給食会にご提案してください」そんなお話をさせていただきました。
今回の原発事故、起きたことは仕方がありませんが、それをどう良い方向にもっていけばいいのか。昔の話ではありますが、「玄米パワーを信じて元気な体を取り戻していただきたい」今はそんな想いでいっぱいです。 |
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福島県では、新米の出荷は放射能検査が終わり「安全宣言」が出された後になりますので、例年よりは遅くなります。 ボクの店で販売できるか否かは現時点では分かりませんが、お客様がご納得いただけるコメだけを厳選して販売させていただきます。 |
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